喫茶メニュー ※すべて消費税別
●コーヒー…400円
【冬季限定・11月くらいから】
●但馬産自家製栗餅(1個)…160円
●栗餅とコーヒーのセット…560円
【夏季限定】
●アイスコーヒー…450円
●くず餅(黒密orきなこ)…450円
●わらび餅(黒密orきなこ)…450円
●くず餅orわらび餅とコーヒーのセット…850円
●くず餅orわらび餅とアイスコーヒーのセット…900円 |
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店構えを見るだけで、センスのいい土産物が置いてあるような雰囲気が漂う、土産処「花兆庵」。“隠れ家喫茶”はこの店の奥にあった。
喫茶室を始めたのは、昨年の冬。もともとあったペースを少し広げて、旅先でも自分の家のようにゆっくり寛いでもらえるようにと、靴を脱いで足がのばせる座敷の喫茶室にしたそう。大きく看板を掲げていないので、まさに“隠れ家”的。土産物選びに夢中になって、ノドの乾きも忘れている旅行客にとっては、オアシス的な存在。窓からの眺めも良く、城崎の町を流れる大谿川沿いの桜並木が、春には満開の桜を咲かせてくれる。そして冬にはチラチラと舞う雪景色を…。川のせせらぎを聞きながら、季節を感じられる空間だ。冬場はこたつに模様替えし、城崎の厳しい冬の寒さをしのぐのに最適。ここに訪れたお客さんの評判もとても良いそうだ。
喫茶メニューは基本的にはコーヒーのみだが、季節によって但馬の栗を使用した自家製栗餅(冬季限定)やくず餅・わらび餅(夏季限定)のセットも頂くことができる。
そして、室内には竹久夢二をはじめとする著名人の作品が数多く展示してある。特に夢二の作品は、50以上も展示してあり、中には直筆書簡もある。これは、この店のご主人の趣味だそうで、夢二が城崎に訪れた際に書いた絵に一目惚れし、収集するようになったそう。他にも、若山牧水、北原白秋などの作品も展示。
城崎の季節を感じながら、歴史・文学にふれ、美味しい珈琲を飲んで一休み。そして帰りにはお土産を…。ね、一石二鳥のスポットでしょ? |
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